治療方針
地域密着型歯科医院。スタッフ一同心をこめて
当院は、今日にいたるまで三代にわたって診療を続けております。昔からの地域の人々の歯の健康に携わっております。
家族ぐるみや、かかりつけにしてくださっていたりと、長くご来院くださっている患者さまもいらっしゃいます。
頼りがいのある歯科医院になるには、地域に密着していくためには大切なことと考えております。
患者さまとの関わりをお子さまや孫の世代までつなげていくことを目標に、皆さまの歯の健康に携わっていくことを目指しています。
そして、治療の場面では、患者さまが歯に関する悩みや気になることを躊躇なく質問できるという環境作りを心掛けています。そんな「言える歯科医院」を目指しています。
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特徴
当院の特徴は、「親しまれやすい歯科医院」であるということです。 スタッフ一同、明るい態度で患者さまに接するように心がけており、気兼ねなく悩みを話せるための雰囲気を作ることから始めています。
そして、そんな気持ちに応えるべく治療の方もご納得いただける治療を行っています。 珍しい治療法や、突飛な方法というのは、歯の治療において必要になるケースは多くはありません。
きちんと基本に忠実で丁寧な治療を心がけることで、患者さまもどんな治療が行われているのかというのがわかりやすくなります。 そういったわかりやすい治療というのは、患者様の不安を取り除くにあたり重要な要素になるのです。
「患者様への気配りを第一に、基本に忠実であること」。 これが当院の特徴です。 -
銀歯かセラミックか
患者さまの中には銀歯を嫌う人は少なくありません。 白い歯に鈍い光沢を持つ銀歯は少し目立ちすぎて、みっともないと思う人は多いのです。 そんな患者さまには、セラミックのつめ物をおすすめすることがあります。
しかしセラミックは保険対象外なので、きちんとその旨は理解していただかなければなりません。 確かに、セラミックは銀歯と比べて見栄えは本物の歯そっくりですし、問題だった耐久性もジルコニアの登場で改善されました。
しかし、本当にそれが必要なのかということは、知っておかなければなりません。 そのため、当院ではきちんとメリット、デメリットから説明に入り、最終的な判断を委ねています。 -
基本的には保険中心の診療を
当院では、セラミックなどを提案する時もありますが、それらは全て患者さまの要望があった時だけであり、基本的には保険適応を中心とした提案をしています。 その理由は、自由診療より保険診療内で治療した方が費用を抑えられるからです。
確かに、セラミックは違和感の少ない見た目にできます。 しかし、人によってはそのメリットが発揮されないケースもあります。 そうなった場合、せっかく自由治療を行ったのにあまりメリットを実感できないなんてケースも考えられるのです。
保険適応内の治療でも、不便はありません。 そのため、当院ではまず保険適応内の治療の話をし、もしセラミックなどを考えているのであれば、メリットとデメリットを説明させていただき、患者さまがご納得いただけるにはどうすればよいのかというご提案させていただきます。 -
口の中は雑菌の世界
どれだけ口の中を綺麗に磨いても、口腔内の菌が全部なくなるということはありません。 息を吸って物を食べるだけで、口の中の菌は再び増殖します。 そのため、人は生きている限り虫歯や歯周病対策と永遠に付き合わなければなりません。
人の口の中は無菌状態にはできません。 しかし、できるだけ無菌状態に近づけることは出来ます。
それが、歯科医師の仕事です。 ブラッシングの指導や口腔内の洗浄を行い、虫歯や歯周病の対策のアドバイスを送ることで、口の中の菌の数はできる限り抑えることが出来るのです。
大竹歯科医院の3つのこだわり
痛みへの配慮
表面麻酔などで痛みの少ない治療を行います
治療を行う際には、まず、表面麻酔をして麻酔注射の痛みをできるだけ防ぐことができるようにします。その後、治療の際の痛みを防ぐための麻酔をし、麻酔が効くまで待ってから、治療を始めます。
また、保険治療を希望される患者さまが多いため、できるだけご要望にご対応できるようにしています。患者さまそれぞれの考え方は違いますが、かぶせ物や入れ歯の材質を選ぶ際にも、なるべくいいものを、無理のない範囲で選んでいただけるよう、十分に説明とご希望をお聞きするように心掛けております。
患者さまの不安を取り除くには、基本に忠実で丁寧な治療をすること、どんな治療を行っているのかをわかりやすく伝えることが、大切なことと感じています。
衛生管理に対する取り組み
小さな器具も一つひとつ丁寧に滅菌しています
お口の治療をするときというのは、唾液や血液などで、菌やウイルスなどが繁殖しやすい環境になっています。そんな唾液や血液が付着したものをほかの人に使うなどは、もってのほかです。当院では、コップやマスクなど患者さま個人に使用されるものは使い捨てにしております。
また、使用した器具などの消毒に関しては、専用の装置を使用して徹底的に滅菌処理をしており、可能な限り無菌状態に近づけるよう注意をはらった治療をしております。また、患者さまの口腔内の治療の際には、薄いゴムシート状の補助装備(ラバーダム)を使うことで、菌などが入らないようにしております。このような対策を採ることで、ほぼ無菌状態で治療をすることができます。
歯の治療は基本にそって丁寧に
ラバーダム以外にも、当院では細菌対策がなされています。
拡大鏡を使用して歯の細かい状況を確認し、より良い治療を心がけています。
この機器を使うことで、よりスピーディーな治療を行うことが出来、患者さまの歯のダメージをできる限り抑えることが出来るのです。
しかし、何よりも大事なのは歯科医師の腕だと思っています。
これら機器を使いこなせる腕前と、患者さまの悩みを取り除くための心配り。
これは、どんなに機器が進歩しても変わることのない基本的なものです。
当院は、この基本に忠実に診療を続けています。
歯周病治療
歯周病治療に力をいれています
歯周病は、歯茎が弱ってしまい、歯が抜けていってしまう病気です。年齢が高くなって歯が抜けるというのは、ほとんどの原因は老化でなく、歯周病からです。
歯周病の治療について大事なことは、できるだけ初期のうちに治療をスタートすることだと考えております。そして再び歯周病に罹りにくくするために治療をしていきます。最初は、歯と歯茎の状態を確認してから、現状を伝えて、次に、歯垢がたまらないように、歯石を取って、炎症した組織を除去する治療を行い、口の中を洗浄します。その後のブラッシング指導は、歯茎を弱ることのないように健康にし、歯垢をとるためにとても重要な要素です。
治療だけでなく、歯周病を進ませない、予防していくことを大切に考えています。
医療DX推進体制整備加算について
当院は令和6年6月より、医療DX推進体制整備加算の届出をしております。
- ・オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診療しております。
- ・マイナ保険証利用を推進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでおります。
- ・電子処方箋の発行やカルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施しています。(導入時期は未定)